2013年2月1日金曜日

古民家のちいさな音楽会-風音fuune-

2013年1月25日。
素敵なアーティストが
素敵なお客さんを運んできてくれて
とてもあたたかな夜でした。

わたしがこのお店に立っていなかったら
出会えなかった仲間たち。

素敵な音楽を届けてくれた
サボテンさん、BIRDSBIRTH、
サポートのAkkoさん、スタッフの皆、
そして、この場所に集まってくれたお客様。
ほんとうに、ほんとうに、
ありがとうございました。

昨年の11月。
想いがカタチになると決まってから、
ちいさな緊張とおっきな期待が
入れ替わっていくなかで、
たくさんの大切な事を学ばせてもいました。

ごはんは気合いを入れて、
スタッフでお世話になっている
山梨県津金の畑から取り寄せて、
2組のアーティストをイメージ。

*冬野菜と柚子のクリーミー煮〜酵母パン付き〜
BIRDSBIRTHとの出会いは、森の中。
真っ白な衣装が印象的で、
温かな世界観と浮遊感がドリーミー。
ふうわり広がるクリームを
ひたすら優しく煮込みました。

*ローズマリーのチキンカレー〜雑穀ごはんつき〜
初めて「ローズマリーの花」という歌を
聴いたとき、なんてかわいいのでしょう!
とお店でCDを手にしたのが
サボテンさんとの出会い。
素直にローズマリーで風味づけて
香り豊かに煮込みました。


当日は断片的にしか演奏を聴くことが
できなかったけど、
キッチンから音の風景を見ていた。
あたたかい拍手と風が吹き抜けて。

あれからちょうど1週間。
まいにち昨日の夜の賑わいが嘘みたいに
静かな朝がやってくる。
誰もいない客席。
目をつむるとふうわり面影が浮かんでくる。
感傷にひたってるんじゃなく、
感情はいつも後からやってくる。

この音楽会のために作ってくれた
風の言葉という歌。

はる、なつ、あき、ふゆ。
めぐる季節のなかで
またこの場所で会いましょう。


詩:梅田尚史

公園のベンチに 腰を掛ける
穏やかな 木漏れ日
優しく 揺れている
風の言葉に 耳を澄ます
ソヨソヨと
ソヨソヨと
風と木の枝 コソコソ話し
何を話しているんだろう?


窓際の席で 頬杖をつく
本を片手に コーヒーをひとくち
小さな声で 呼ばれた気がした
風の言葉に 耳を澄ます
カタカタと
カタカタと
風と窓 戯れている
なんだかちょっと楽しそう


そっとポケットに仕舞ったハズの 淡い思い出
フッとチカラが 抜けた隙に
スッと心に 入り込んだ
風の言葉に 耳を澄ます
サラサラと
サラサラと
風と記憶 胸がグッとなった
そのまま遠くへ飛ばしておくれ


たくさん笑った 帰り道
いつもの道から ちょっと寄り道
今日はちょっぴり そんな気分だ
風の言葉に 耳を澄ます
ヒューヒューと
ヒューヒューと
風とおうち 歌を歌う
そしたら僕も口笛を吹くよ












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