2012年10月13日土曜日

世田谷線さんぽ〜池上本門寺

家を出て、数百メートル。

こどもたちの笑い声と共に
「元気」という文字の形をした、
すべりだいに出会う。

こんなもの、あったんだ。



世田谷線。
ひさしぶりだなぁ。

電車も駅もちいさくて、
旅をしてる気分になる。

わくわくしちゃう、
不思議なひととき。


「夏椿」というお店へ。


古民家の佇まい。
真っ白なのれんをくぐると、

苔の庭園。その先に、
季節のお花がしつらえてある。



古琴の音楽が美しく
韓国、中国の古民家に
タイムスリップしたような、

ゆったりとした時間が
ながれている。

秋の風が、すり抜けていく。
いい季節だなぁ、と思う。



ひとつ、ひとつ、丁寧に
作られたものたちが
凛としてならんで、
美術館にいるような
緊張感で

器や布を手にとり、

ざらざら 、ふかふか。

感触を確かめるのが
楽しい。


そのまま、松陰神社まで
ゆっくり歩く。

ふと、
池上本門寺のお会式が
今日あることを知って

さんぽの終着地は、
お寺のお祭りになった。



万灯、太鼓、お囃子、舞い。

ココロの奥がうずく。
日本人だな、と思う。






0 件のコメント:

コメントを投稿